「AIでナレーションや効果音を作ってみたいけど、難しそう…」
そんな悩みをお持ちのあなたへ。最近話題のAI音声プラットフォーム「ElevenLabs」なら、初心者でも簡単に、まるで人間が話しているかのような自然な音声コンテンツを作成できます。
この記事では、ElevenLabsの特徴から無料版・有料版の違い、アカウント登録方法、基本的な使い方まで、図解を交えながら徹底解説していきます。さらに、気になる商用利用や著作権についても分かりやすく解説するので、安心して読み進めてくださいね!
ElevenLabsとは?
ElevenLabsは、あらゆるコンテンツを言語の壁を超えて誰でもアクセスできるようにするという目標を掲げた音声AIの研究開発企業です。この企業は、29の言語で数百種類のリアルで多用途な音声を生成する技術を提供しています。
設立者はポーランド出身のPiotrz(元Google機械学習エンジニア)とMati(元Palantirデプロイメントストラテジスト)で、幼少期のハリウッド映画の吹き替えの質の悪さに影響を受け、言葉の壁を取り払うプラットフォームを作ろうと2022年に立ち上げました。
特徴
- 人のような自然なナレーション・音声コンテンツ作成: ブログ記事、動画、オーディオブックなど、様々なコンテンツに活用できます。
- 多言語対応: 英語はもちろん、日本語を含む29言語以上に対応しています。
- 自分の声のクローン作成: 有料プランでは、自分の声のデータを学習させて、自分そっくりの声で音声合成ができます。
- 効果音作成: リアルな効果音から、ファンタジー風、SF風など、様々な効果音も作成可能です。
ElevenLabsを使ってみよう!
ElevenLabsの利用はとても簡単です。以下のステップで、すぐに使い始められます。
登録
まずは、ElevenLabsの公式サイトにアクセスし、右上の「Sign up」をクリックし、次に進みます。
Googleのアカウントやメールアドレスとパスワードを用意してサインアップします。
音声生成
スピーチ・ナレーション生成
サインイン後、画面左側のメニューから「Speech」を選択します。
画面中央の「Text to Speech」を選択した場合は、生成したいナレーションのテキストを入力し、声質などを設定します。
下記のテキストを読んでもらいましたが、漢字の読みに数箇所間違いがありますね。
2024年7月3日から発行される新1万円札に描かれている渋沢栄一は、「日本資本主義の父」と称される実業家です。第一国立銀行(現みずほ銀行)など約500の企業設立に関わり、銀行、鉄道、製鉄など幅広い分野で近代日本の経済発展を牽引しました。また、商いを通して社会に貢献する「道徳経済合一説」を唱え、教育機関の設立にも尽力しました。
「Speech to Speech」では、自身で用意したナレーションデータの声を変更することができます。
声の編集
画面左側のメニューの「Voices」から「Add Generative or Cloned Voice」を選択します。
「Voice Design」を選択し、好みの声の種類を選んだら「Use Voise」をクリック。以降、ナレーション生成の際に、今回編集した声が選択できるようになります。
なお、有料プランでは、自身の声なども追加できるようになります。
効果音生成(テキストから生成)
画面左側のメニューの「Sound Effects」を選択した場合は、生成したい効果音のプロンプトを入力し、音質、長さなどを設定します。実行すると4つの候補が生成されます。
効果音生成(動画から生成)
動画から効果音の生成が可能です。こちらからアクセスします。
動画をアップロードすると効果音付きの動画が4つ生成されます。うち1つがこちらです。
料金と商用利用について
ElevenLabsは、無料プランと有料プランが用意されています。
有料プランであれば、商用利用も可能です。
年額プランで割安になります。
まとめ
「ElevenLabs」は、AIを活用したナレーションや効果音生成プラットフォームです。初心者でも直感的に操作できるシンプルなインターフェースで、高品質な音声素材を簡単に作成できます。有料プランでは、自分の声からAIの音声クローンを作成できる機能もあります。無料プランでも十分な機能を利用できるため、まずは気軽に試してみることがおすすめです。
あなたのクリエイティビティを最大限に引き出すために、「ElevenLabs」をぜひ活用してみてください。
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